舌癌

舌癌という言葉を聞いた事があるでしょうか?

舌の病気は沢山ありますが、最も怖い病気が舌癌でしょう。舌癌は舌の横側に出来るもので、表面に薄く出来たり深部に向かって腫瘤が出来たり、潰瘍が深部に浸潤したりするタイプに分かれます。舌癌は早期に発見してすぐに診療を始めれば90%は治る舌の病気といわれています。

しかし、初期のうちは鈍痛もなく違和感なども大方感じないため、発見が遅れがちで症状が進んでからやっと気付くというケースも多いようです。舌の病気である舌癌は進行が早く症状が進むと潰瘍が大きくなり、口臭や出血、違和感などを感じるようになります。舌癌は中高年以降の男性が多く発症する舌の病気といわれています。

舌の病気には起因がはっきり解明されていない病気もあるのですが、この舌癌も発生起因については不明な点があるようで起因ははっきりと明らかにはされていません。虫歯や義歯などで舌が慢性的な刺激を受けて発症したり、飲酒や喫煙が起因になるとも考えられているようです。舌癌は舌の横側や先の部分に小さな腫瘍が出来るという前兆があります。

腫瘍が多少ずつ広がっていき、舌の表面がカリフラワーのような感じになることもあるようです。舌癌の診療は初期の場合、抗がん剤診療や放射線診療が中心となりますが、進行した状態の場合には舌の一部を切除する場合もあります。放射線診療により口内炎が出来ることもあるそうです。副作用については診療方法や診療機関によって違いがあるようですので、専門医で内談しながらの診療となります。

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